自虐!脱力感!ジャイアン無しでも、のび太はのび太だった!
INAZUMA-VOICE|Vol.3:内藤のび太①
5月12日に、ONEストロー級王座奪還に挑む事が発表された、内藤のび太選手。
そんなのび太選手の単独インタビューを行った。
実は、今までのび太選手とコンタクトを取る際は、常に間に鈴木ジャイアン選手に入って頂いていた。今回、のび太選手・初単体アポ。全く喋らなかったらどうしよう・・・。逆に実はものすごく饒舌で、のび太とは正反対のキャラだったらどうしよう・・・。色々な不安が頭をよぎる中、インタビュー当日を迎えた。
待ち合せ時間から、5分が過ぎ、10分、15分、20分過ぎてものび太選手は現れない・・・。
いい意味でも悪い意味でも、のび太選手はのび太であった・・・。
恐らく活字にすると伝わらないと思うが、完全にキャラを受け入れている事から来る、脱力感溢れ、かつ妙に流暢で語尾を伸ばしがちな語り口調。あさっての返事をしているようで、実はきちんと質問へ答えている言葉のチョイス。そして、「どうなんですかね〜」の口癖。他の格闘家からは味わえないのび太ワールド、是非ご堪能下さい!!
内藤のび太
1984年2月17日生まれ、千葉県出身。2012年フライ級新人王。第5代修斗世界フライ級王者。第2代ONE世界ストロー級王者。日本中の期待を背負い、5月12日にアレックス・シウバ選手とのリマッチに挑む!□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
ONEの舞台裏
―OFCで3戦経験されましたが、ご自身的に振り返って感想をお願いします!
のび太:いや・・・、まぁ、よき格闘技人生だったなぁ、と。
―いや、過去形ですか!?(笑)
のび太:いや、でも、本当、すごい楽しかったです。かける所にお金かけていて。なんか、昔のDREAMとかの感じ?それを海外でやっている、って感じで。それは楽しかったですね。
レニー・ハートさんでしたっけ?巻き舌の人。あの人に名前呼んでもらった時は、本当、「あ、名前呼んでくれてる」って、思いましたね。
―やっぱり、色んな面で日本と違いますか?タイとミャンマーでしたよね?演出もそうだと思うのですが、バックステージ側なんかも。
のび太:大会によって全然違いますね〜。
―あ、会場によって全然違うんですね?
のび太:ミャンマーは、控室が全部一緒なんです、大部屋で。あと、暑いんで汗が凄く出ます。
―じゃあ、意外と減量は楽でした?
のび太:減量は楽でしたね〜。タイは湿気が凄いんで。楽って言うとアレですけど、汗は凄い出やすいです。
―薬物検査は厳しいんですか?
のび太:一応、尿は取りますけど、どうなんですかね〜、分かんないですね〜。
―控室でのお弁当やケータリングはどうなんでしょう?
のび太:(しばらく溜めて)バナナですね。
―ハハハハハ!(笑)
のび太:水もありました。食べ物・・・、どうだったかな・・・?舞い上がってたんで(笑)。果物はあった印象ありますね。
―大会当日って、大体どれくらい前に会場入りして、リハーサルとかするんでしょうか?
のび太:前日にリハーサルやりましたね。スタジアムに行くってなったんですけど、道がすごい混んでいて、それで何時間も渋滞していて、全然効率悪くて「当日で良かったんじゃないかな」って思ったら、3戦目は当日になっていました。
―ではちょっとずつ改善されているんですね?
のび太:はい、ちょっとずつ改善されています。
―じゃあ、ちょっと前は、もう少しズンドコだったかも知れないですね。
のび太:そうですね。やっぱり海外なんで、その辺は結構適当ですね〜。
―それ以外に、海外ならでは、って事ありましたか?
のび太:「インスタグラムはやれ」みたいな。
―インスタがやっぱり一番主流なんですか?
のび太:インスタとか結構流行ってて、やっぱり宣伝しないと、これからは、みたいな。俺、やって無いですけど(笑)。
―ハハハハハ!(笑)SNSも結局全然やっていないじゃないですか!(注:3年ちょっと前、ネット番組でインタビューした際に、SNSをやると発言されていた。)
のび太:やんなきゃな、って思ってるんですけど・・・。
―やんなきゃな、って思っているだけで(笑)。
INAZUMA:日本の興行でも、そういうのあるんですか?「もっとSNSやらないと!」とか。
のび太:あー、でも、最近の風潮はそうですね〜。SNSで選手が自ら発信して、みたいな感じですね〜。
―のび太選手も言われたことあるんですか?
のび太:言われているかも分からないですけどね〜。どうなんですかね〜。
―ハハハハハ!(笑)
のび太:言われてやるのも、なんか・・・。どうなんですかね〜。
まぁ、難しい所ですけどね〜。
―(笑)。
次回:『空港で声をかけられた!』INAZUMA-VOICE|Vol.3:内藤のび太②に続く
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インタビュアー:平田 真徳 / 撮影:INAZUMA
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