DEEP王者-和田竜光(わだたつみつ)⑥【INAZUMA-VOICE|Vol.2】

【気になる格闘家を独占インタビュー】
全7回!DEEP王者・和田竜光は、なぜTwitter界を騒がせるのか?なぜ超自然体なのか・・・?インタビュー6話目


本インタビューは7部構成の6部目です。

柔道だったら、中学生の強い奴とか女の子にも勝てない!

―何でも出来る分、MMAはすごく奥が深いから、1ヶ所相手に何かすごい弱点があって、そこだけ物凄く強化すれば、100回に1回かも知れないけど勝てるかも知れない、って話ですよね?
和田:はい、そうです。
取り返しつかない競技でもあるじゃないですか、試合の中で。
サッカーとかだと試合の中で修正効いたりしますけど。
それも面白い所だなって思います。あと、どの競技でもそうなんですけど、「試合に弱い」とか、「練習だけ強い」とかいう人もいるんで。
それも、よく分からないじゃないですか。
ハマれば強い、だからハメなきゃいけないし、そういう風にやっていかなきゃいけない。
それもまた面白いです!

―なるほどー!MMAでどうすれば強くなれるのか?を追求していくのも楽しいし、それを試合結果にどうすれば出せるのか?を探求するのも楽しい、って感じですね?
和田:そうすね!MMAは、そういう面白さがどの競技よりもあるなって思いこんでやっています。
和田竜光
―凄く分かります!例えば、柔道とかって、中学・高校で自分より全然強かった相手に、大人になってから勝てるようになるってなかなか出来ないと思うんですけど、MMAって多分それが出来る競技ですよね?
和田:うん!だと思いますね!元々柔道弱かったですし、空手もやってたんですけど、空手も別に大した成績も無いくらいなんで。
ただ、MMAだったら勝てる!って気がして、MMA始めたんですよ。
「柔道勝てないけど、何かMMAだったら出来る気するんだよな〜。」って。
で、途中まではまだそう思えていない自分もいたんですけど、最近は「やっぱり、MMAだったら勝てるんだ!」「どんな奴にでも勝てる!」って思えるようになりました。
柔道だったら、中学生の強い奴とか女の子にも勝てないと思います。苦手な競技柔道なんで(笑)。

―苦手な競技柔道なのに、吉田道場だったという(笑)
和田:そうなんです(笑)。本当に。
苦手な競技柔道なんです(笑)。
MMAだったら投げれるんですけど、ムズイ!柔道は。


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MMA大好き!止まらない和田竜光トーク!

―なるほど、MMAが好きで面白くてしょうがないんですね〜。
今、年齢29歳ですよね?
和田:29になりました!今年30です。

―本当は試合をたくさんやりたい時期ですよね?
和田:そうですね。

―練習に対するモチベーションは保てているのでしょうか?
和田:モチベーションは保ってますね。
前はチャンピオンになりたいとか、そういうモチベションがあったんですけど、最近はそういうのも無くなって、別に防衛もしなくていいやと思う。
ま、言っちゃいけないけど(笑)。
だから、「ベルト欲しい。」って人がいたら、「あげる!」って言うくらい。仙三選手と試合したいって言うのも、別にベルトが欲しい訳じゃなくて、、みたいな、そういう感じなんですよ。

―はい。はい。
和田:で、モチベーションに関しては、面白いからやっている、って言うのの延長なんですよね、難しいんですけど。

―さっきおっしゃっていたように、やればやるほどMMAって面白い!の延長なんですよね?
和田:そうです、そのモチベーションですね。
もちろん試合が決まればきちんとやるんですけど、無きゃ無いで、なんか、気分が乗らない時なんかは、練習オフにする時もあります。

―へぇ〜。
和田:「休憩!」みたいな。南アルプス市に戻って、しばらくのんびりして。

―そうすると、奥さんも一緒に帰るんですか?
和田:そうです。周りも全員友達なんで、楽っす。楽しいっす。
地元帰れば、友達いるんで。

和田竜光
―すごいシンプルに、MMAが楽しくてしょうがないんだ!っていうのが、最大のモチベションっていうのが、凄く伝わって来ました。
和田:そうですね。
本当に楽しいからやってるっていうのが究極ですね。
お金を稼ごう!とか、もちろん思うんですけど。
それで飯が食えたりとか、いい暮らしがしたいなとかいうのは、もちろんあるんですけど。
だけど、それがつまらない事やってるんだったら、別にいいやっていう。
面白いからやっているっていう。
変な話、試合とかしないでがっちり仕事した方が、お金は稼げるのかもしれないですし。
ただ、やりたいからやってる、ってだけなんですよね。
やりたいからやってるだけ、って本当に言いぐさが悪いんですけど。

―いや、分かりますよ。
和田:それで、MMAの独特の感じなのかも知れないですけど、29歳とかになっちゃってるんですけど、まだまだ全然強くなっちゃってるんですよ、ドンドン。
若さ・体力っていうのももちろん大事なんですけど、他のスポーツとかだとなかなか難しいと思うんですよ。
だけど、まだまだ強くなってるし、体力的にどうこうとか、そんなに感じないし、まだ。テクニックを使って。
だから、やめれないっていうのもあります。
これで、例えば明日、「俺もう1ミリも強くならないな。」って感じたら、すぐ辞めようと思っています。
今やっているものにすがって、格闘技を続ける気もしないし。
何でやっているかって言うと、楽しくて、まだ強くなっているから、って感じですね。

―なるほど。和田選手がその可能性を感じている限りは、ずっと続けて欲しいなと思いますね。
和田:ま、でも、試合して何回も負けたらやりたくても出来なくなっちゃうんで、上の方では。

―じゃあ、逆に言うと、大好きな楽しいMMAや自分を試せる試合を、いつまでも長く出来るようにするために、頑張るみたいな感じですかね?
和田:そうですね、まぁ、そんな感じになるんですかね〜。
だから、やめる時期とかも考えた事がないです。
ただ、あと10年も15年も出来ない事が分かっているんですよ。
分からないですけど(笑)。
だから、やめる時期っていうのは確実に近づいているんですけど、それまでに、「自分はこういう人間なんだぞ!」って言うのを試合で出す、ためにもやっている感じですかね。

―なるほど。
和田:勝手に見て感じてくれ、って感じです。
こっちから何かを発信する、って感じじゃないです。
勝手に見てね、だと応援してくれている人に失礼なんですけど。
難しいっす、なんか。そういう言い方したら応援している人に悪いですよね(笑)。

―ハハハハハ(笑)。
和田:応援してくれる人のために頑張る!って感じでもないですし。やりたいからやってて・・・、うーん・・・。

―ハハハハハ(笑)。でも、結果応援してくれているのは嬉しいし、力になるんですよね?
和田:嬉しいです!

―それを最大の目標にやっている訳ではないけど、結果それは凄く力になっているんですよね?
和田:そうです!



次回:やったからって、山本KID選手や桜庭選手みたいに出来る訳じゃない
INAZUMA-VOICE|Vol.2:DEEP王者-和田竜光(わだたつみつ)⑦」へ続く

インタビュアー:平田 真徳 / 撮影:INAZUMA



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