勇気の授業が生まれた理由-その2
吉村です。今回は、勇気の授業が生まれた「理由その2」をお届けします。前回の話は
格闘技に触れる人を増やすことを目標にしたはいいけど、どうやったらそれを実現できるのか?
格闘技のテレビ放送が無いわけだから、一般人がテレビで「たまたま格闘技を見る」可能性はほとんどない。
今必要なのは普段格闘技になじみの無い人にも「格闘技ってアリかも!?」と思わせる情報だと思った。
それで始めたのが、格闘技素人の僕が格闘技を体験したらどうなるかを体験リポートしてyoutubeにアップする「INAZUMA-TRY」だ。
体験リポートだけでなく、オーナーさんの接し方や、ジムに通う会員さんの様子、どんな人が通っているかを知ってもらう。
そして体験したジムの入会案内まで導線を作ればジムの集客にも貢献できて一石二鳥だろうと。
記念すべき一回目は、従兄弟が所属するRK蒲田ボクシングファミリーさんの体験動画です。
興味があったらリンクを貼っておくのでご覧ください↓↓↓
このINAZUMA-TRYでの20件以上の体験は、僕自信にも沢山の学び、気づきを与えてくれた。
事前打ち合わせで、オーナーさんがどんなジムを作ろうしているのかを細かく取材していると、そこにはオーナーさんのアイデンティティーが必ず現れる。
例えば、
中野駅にある中野サイトウボクシングジムの齊藤会長は、「誰にでもストーリーがあるんですよね」
と活動趣旨に賛同し、体験以外にも僕に様々なチャンスをくれた。本当にいつもお世話になってる大切な人だ。
千歳船橋にあったP’s LAB世田谷の「高橋 義生」さんは、人を殴ることの恐怖、感情が自分の動きにどれだけ影響を与えるかを身を持って教えてくれた。そして会員さんの赤ちゃんを可愛がるとても愛おしい姿を見せてくれた。
赤坂にあるアライアンスの代表「髙阪 剛」選手は、リングに上がる時の「死」の覚悟について「相手を殺してしまうかもしれない覚悟をしてるんです。」と教えてくれ、鳥肌がたった。
恵比寿にあるバンゲリングベイの代表「新田 明臣」さんは、初対面の僕に急きょ時間を割いてくれて話を聞いてくれ、ご自身の活動、格闘技の可能性について教えてくれた。しかも、夢中になって気づかなかったが、新田さんは僕に対して正座をしていた。
高円寺にあるハレロイスタジオ代表の「安廣 一哉」さんは、空手の「残心」について話しをしてくれて人として、生き方の指針を示してくれた。さらに打ち合わせの後に誘って頂いたランチでは人とのコミュニケーションを大切にする姿が見られ、「ちょっとそっちに用事があるから!」とわざわざ駅まで見送ってくれた。(たぶん用事はなかったんだと思う)
他にも人として尊敬すべき沢山の格闘家に会い、それを人に伝えたり、文章にして紹介してきた。
でも、言霊と言う言葉があるように、声には温度があり、話の間には奥行きがある。僕が体験している価値ある体験をもっと多くの人にも生で体験して欲しい。
そんな思いが形になったのが勇気の授業だ。
格闘家から生き様を学ぶ。
そこには、成功とは程遠い挫折のストーリーや社会への劣等感も全てがある。誰かの話じゃない。
目の前の強い格闘家が身をもって体験してきたエピソードには、壁にぶつかっている人を後押しするヒントがあると信じてる。
第一回目は、参加者の4割が女性と子供だった。
どう考えても出来過ぎだった。
そして、第2回目が8月5日に小見川道大さんの小見川道場で開催される。前回とは場所も変え、新たな集客の方法を生み出すしかない。
と言っても、簡単にそんな方法は見つからない。
だからとにかく思いを吐き出す事にしました。ゲロ吐いてでも受け付け終了までは毎日思いを書きます。
勇気の授業に関わってくれる全ての人が笑顔で明日を迎えられますように全力で楽しめるイベントを用意します。
短冊に変えてここに願いを書き示す。
明日は何を書いたらいいのかすらわからないけど、一歩進むことをやめない人にこそ道は開けると信じて進む。
勇気の授業02早割りは7日(金)まで
生半可な覚悟では勝ちぬけない格闘技の世界で活躍するトップファイターから、たくましく生きる方法を学ぶ「勇気の授業」を開催します!
・タイトル:こんな授業が欲しかった!勇気の授業02
・開催日:8月5日(土)
・会場:小見川道場 〒227-0055 神奈川県横浜市 青葉区つつじヶ丘1-12 ベル青葉台1F
・定員:70名
・勇気の授業:17時~18時半、受付開始16時半(予定)
・懇親会:19時半~21時半(食事+飲み放題)、参加者には3選手の寄せ書きサイン色紙プレゼント。
・申し込み受付:7月3日〜7月28日
・参加選手:原翔大、菊野克紀、小見川道大
・主催:株式会社パーフェクトサンデー(INAZUMA運営会社)
・映像協力:巌流島事務局