自虐!脱力感!ジャイアン無しでも、のび太はのび太だった!
INAZUMA-VOICE|Vol.3:内藤のび太④
本日5月12日に、ONEストロー級王座奪還に挑む内藤のび太選手の単独インタビューの④。
お楽しみ下さい!
内藤のび太
1984年2月17日生まれ、千葉県出身。2012年フライ級新人王。第5代修斗世界フライ級王者。第2代ONE世界ストロー級王者。日本中の期待を背負い、5月12日にアレックス・シウバ選手とのリマッチに挑む!□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□
気持ちの面では寂しかった
―今回3戦とも隣にジャイアン選手がいなかったですよね?
のび太:そうですね、忙しいですからね〜。
―今までとの違いって感じました?
のび太:ま、日本と海外の時点で違いますよね〜。まぁ、でも、何て言うか、僕の場合は楽っすよね〜。
―(笑)
のび太:何て言うか、買いかぶられないで。何でですかね?何て言うか、のび太だからかな?ほんと、全然。その辺は、「海外だから!」とかっていう感じは全然無いですね〜。寂しいですけどね、やっぱり。
―気持ちの面では寂しいけど、格闘家・のび太としては、幸い戸惑いなく来れていると?
のび太:そうですね。寂しいですけどね。海外だから、最初から知らない人達の中で戦っているので。無責任っちゃぁ、無責任なんですけど。でも、ドキドキしています。飛行機乗る時とか。何か、この言い方バカっぽいな(笑)。バカっぽくなっちゃう(笑)。国内の大会だと、飛行機乗って試合会場に行く事なんて無いじゃないですか?それが、飛行機乗って試合会場に行くって、なんかドキドキします。
―なるほど、試合会場に遠距離で行くというのが、今までにない体験だから。
―INAZUMA:乗り込む、って感じですか?
のび太:いや、そこまででは無いです。試合は恐いですけど・・・、飛行機とか楽しいです(笑)。
―遠征って感じですか?
のび太:そうです、なんか遠足みたいな感じです(笑)。
―では、いい精神状態で戦えている、って事ですかね?
のび太:それは・・・、分からないです(笑)。どうなんですかね、試合は結局緊張するんですよ。
―普段よりも大きな会場だから、試合前の気持ちが違うとか、試合までの気持ちの持って行き方が違う、とかはありました?
のび太:どうなんですかね〜・・・、知らない人達ばっかりなんで、変なテンションにはなりますね〜。少なからずですけど、見栄みたいなものはあるかも知れないですね。
―なるほど。では、普段よりももっと・・・
のび太:カッコつけているかも知れないです。ちょっと恥ずかしいですけどね〜。
―初戦の本名で戦った時とか、普段となんか佇まいが違うな〜、って感じたんですけど、そういうのがあるんですかね?
のび太:どうなんですかね〜、緊張してたからじゃないですかね?(笑)
試合終わるまで、終始舞い上がっています。
―ま、でも、知らない地で戦うって言う事が、マイナスには作用していない、って事ですね?
のび太:結局ずっと舞い上がってる、って事です(笑)。何て言えばいいのかな〜。その海外から呼ばれて、飛行機で行って、ホテルに泊まって・・・みたいな状況に舞い上がっています(笑)。
―なるほど!(笑)では、試合終わるまで、終始舞い上がったまま、って事ですか?
のび太:はい(笑)。
―ハハハハハ!(笑)
のび太:若い頃からそれが当然でやって来たなら別ですけど、当然でやって来なかったんで(笑)。だから、女の子と話すのと一緒ですね(笑)。だから、ちょっと良くされると、すぐ舞い上がっちゃう(笑)。
―では、ちょっといい大会で、ちょっといい演出されると、すぐ舞い上がっちゃう?
のび太:舞い上がっちゃう(笑)。なんか・・・モテてこなかった、って感じに近いですね。若い時にガンガン遊んで来なかったんで、一回の優しさが身に染みる、じゃないですけど(笑)。
―(爆笑!)。では、ケージに入った瞬間とかではなく、意外とそんな事はなくて、ずっと舞い上がっている?
のび太:舞い上がっています!(笑)。ずっと舞い上がっています(笑)。僕はスイッチが入るタイプでも無いんで、舞い上がっています。
―では、勝った瞬間、ものすごく嬉しいんじゃないですか?
のび太:メッチャ嬉しいです!(笑)。でも、苦しかったですけどね、その、疲れてましたけど。すごい、嬉しかったのを覚えていますね〜。
―のび太選手にも、注目されると嬉しいみたいな、欲みたいなものが普通にある、って事ですね?
のび太:注目は・・・別に浴びたくない(笑)。どちらかって言うと、隠れていたいタイプなんですけど、海外で舞い上がっていた所に、更にチャンピオンになって舞い上がったって言う。
―では、注目されたい訳ではなく、乗せらせると弱い?
のび太:乗せられると弱いです(笑)。褒められると弱い(笑)。勝ったら嬉しい。
―それで言うと、のび太選手が海外で戦っている間に、RIZINが立ち上がって、軽量級が盛り上がって来ましたけど、そこはどういう風にご覧になっているんですか?
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自虐!脱力感!ジャイアン無しでも、のび太はのび太だった!⑤
インスタをやる予定がある・・・?
―のび太選手が海外で戦っている間に、RIZINが立ち上がって、軽量級が盛り上がって来ましたけど、そこはどういう風にご覧になっているんですか?
のび太:凄いな!と思って見ています。盛り上がって凄いなと思うし、自分の格闘家としての価値も上がりそうで。
―じゃあ、上がってみたいな、という気持ちも?
のび太:いや、そういうのは無いですね〜。なんか小さい階級は求められていない気がして。
―もし、ONE側が契約面で問題無ければ、自分も出てもいいという気持ちは?
のび太:いや、無理じゃないですかね〜。だって、名前が・・・。
―あぁ、権利的な問題で(笑)。
のび太:基本的に、僕はそれは無理だな、って思ってるんですけど。地上波には向かないっすね〜。向かないっすね〜。
―そう言えば、今SNSは全然やっていないですよね?これからやる予定は?
のび太:やります、やります。
―やりますか!?(笑)
のび太:やります、やります。本当にやります、はい。
―SNSって色々ありますけど、twitter、インスタ、facebook、どれやりますか?
のび太:そうっすね〜、まぁ分からないけど・・・、インスタやろうかな、と。
―やらなそう〜!(笑)
のび太:ハハハハハ!やるやる詐欺にならないようにしないとな〜、と思ってるんです。
―ONEって、そんなに試合数無いと思いますし、のび太選手必ずいい試合するんで、是非次の試合までに繋ぐために、SNS活用して欲しいです!
のび太:やります、やります。
―では、インスタを開始するという事で。
のび太:やります、やります。インスタやります。
―楽しみにしています!
のび太選手にとっての強さとは・・・?
―あと、のび太選手に聞きたかったのが、のび太選手の中に強さの定義ってあったと思うんですけど、格闘技をやる前と後でどう変わりましたか?あと、自分がどの位まで来たと思いますか?
のび太:急に難しい質問ですね〜。難しいですね〜(笑)。バカなんで、そこまで深く考えていないですね。何って言うんですかね〜、強さに凄い憧れがある訳でも無いですし。
―あ、そうなんですか!?
のび太:はい。漠然とした強さに憧れはあります、それは僕も男なんで。PRIDEとか見て、凄い血たぎらせましたし。でも、どこかでぶつかるじゃないですか?「無理だな」っていう。70kgって、格闘技やる前は小さいと思ってたんですけど、やってみたらメッチャデカいですよね。
―はい、はい。
のび太:その辺のギャップみたいなものが、凄い感じますし、いまだに憧れは凄いありますね、体重が重い人たちへの。その中で、小さい階級の事をたまに言ってくれるのは、凄く有り難いですね〜。だから、自分の中の強さっていうと、自分の中で折り合いをつけながら目指す、って感じですね〜。僕は何て言うか、ケンカって感じでは無いんで〜。ケンカで勝つ!って感じでは無いんで、どちらかと言うと、スポーツに近いですね〜。いいか悪いかは分からないですけど、格闘技に関しては、ハイ。
―生物学的な強さでは無くて?
のび太:はい、陸上の中距離を練習する、っていうのに近いですね〜。
―継続しながら、一歩一歩進んでいくっていう。
のび太:そうですね〜。
―なるほど。では、格闘技をやる前も後も、強さの定義はあまり変わっていなくて、どちらかと言うと、自分とは別物だっていう感覚がある、と?
のび太:そうですね〜。僕が始めた時は、まだ修斗も僕の階級はベルトが無かったんですよ。それがいい感じで出来てくれたんで、本当に良かったですね〜。強さ、、難しいですね〜。僕がバキバキに強かったら、自分も強くなったって気持ちになる事もあるのかも知れないですけど、スパーやってても負けますから、そういう気持ちにはならないですね〜。憧れは凄い強いですけどね、逆に!逆に強いですね〜。普通の人よりは強いですね〜。ん〜〜、結局は、結局は!ですけど、みんな仲良くすればいいんじゃないか、と思いますよね〜。
―いま、凄いプロセスを端折って言いましたけど(笑)。
のび太:凄い端折りますけど(笑)、結局結論から言えば、みんな仲良くすればいいんじゃないかな、って思いますけどね。派閥がどうとか、こいつはオタクだ、とかじゃなくて。
―究極、強いとか弱いとか、誰がどういう人だとか、そんな事考えなくていいくらい、みんなが仲良くなればいい、っていう話ですね?
のび太:そうっすね〜。
―目指す所は、Weareallone!だって事が分かりました(笑)。
インタビュアー:平田 真徳 / 撮影:INAZUMA
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