INAZUMA-VOICE|Vol.1:日本で唯一の世界王者-浜崎 朱加(はまさき あやか)①

今だからチャンプの声に耳を傾けろ!!
日本で唯一の世界王者・浜崎朱加インタビュー①


本インタビューは4部構成です。

日本最強の女子格闘家は誰?という問いに対して、この選手の名前を挙げる人は多いのではないだろうか?
― 浜崎朱加(はまさきあやか|AACC所属)

浜チャンプの愛称で呼ばれる事も多い浜崎選手。国内で無敗を誇り、日本で唯一世界タイトルを奪取した。
ところが、その浜崎選手の周辺が、ここ半年不自然な程に静かである。世間では女子格闘技を含めた格闘技の話題が高まってきているこの時期に、あえて彼女の声を届けたいと思う。

浜崎 朱加(はまさき あやか、1982年3月31日生)
山口県出身。AACC所属。柔道二段。元DEEP JEWELSストロー級王者、INVICTA FC世界アトム級王者。総合格闘技戦績:14勝2敗、国内では無敗を誇る。2012年5月26日、当時レジェンドであった辻結花に完勝し、注目を浴びる。男女を通じて、日本で唯一のMMA世界チャンピオン。

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「(ベルトを返上したのは、UFCに階級のある)ストロー級でチャレンジしたいというのもあったし、日本でも試合したいというのもあった」

―浜崎さんがセコンドとしてTVに映る度に、「なぜ選手として映らないんだ!?」という、憤りを感じていました!
浜崎:ハハハハハ!

―今日はセコンド・練習仲間としての声では無くて、選手としての声を聞かせて頂きたいと思います!
浜崎:ありがとうございます。

―まず、単刀直入にお聞きしますが、浜崎さん、次の試合はまだ決まっていないんでしょうか?
浜崎:まだ、決まっていないです。

―7月16日にINVICTAのアトム級のベルトを返上されましたが、何故返上したのでしょうか?
浜崎:ベルト奪取・防衛回数を通算して3回試合をクリアしたので、新たなステージではないですけど、1度ベルトを返上してからじゃないと始まらないかな?というのがあって、返上しました。
まぁ、その前から返上したいというのは、ずっと伝えていたのですが、なかなかその機会が無くて。

―前から返上したいというのは、アトム級がUFCに無いからですしょうか?
浜崎:ぶっちゃけ、それもあります。ストロー級でチャレンジしたいというのもあったし、日本でも試合したいというのもあって。その分にはベルト返上しなくてもいいのかな、というのもあったんですけど。

―では、返上した時は、UFCか日本か明確に決めていた訳ではなく、次のステージに進むためにはベルトを返上しなくては始まらない、という考えがあって、返上したという感じなんですね。
浜崎:はい。



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「(今のRIZINは)完全にファン目線で見ています。RENAちゃんのセコンドでバックステージに入れるんで、なんかちょっと、嬉しいじゃないですけど(笑)、ミーハーになっちゃいます」


―振り返ると、最後に日本で戦ったのは、グラップリングも含めると、2015.05.31です。
浜崎:あぁ、そうですね、魅津希ちゃん。総合だと、大晦日にヴィーさん(V.V.MEI)とやったのが最後。だから、ちょうど3年です。

―その後日本では、2015年年末にRIZINがスタートして、女子格闘技界を取り巻く状況が大幅に変わりました。率直な感想を教えて下さい。
浜崎:一気に盛り上がりましたね。それは、単純に嬉しいです。日本で女子格闘技というより、格闘技自体が盛り上がっているのが嬉しいです。
私、PRIDEの時代って、生で観た事が無くて、TVでしか観たことが無くて。だから、ああいう盛り上がりを生で感じられるのは、すごく嬉しいです。

―PRIDEの時は、既に格闘技はやられていたのでしょうか?
浜崎:していなかったです。柔道していました。

―じゃあ、今の状況も、ファンに近い目線で見ている感じでしょうか?
浜崎:完全にファン目線です。

―あぁ、そうなんですね。
浜崎:RENAちゃんのセコンドでバックステージに入れるんで、なんかちょっと、嬉しいじゃないですけど(笑)、ミーハーになっちゃいます。

―やっぱり、さいたまスーパーアリーナのバックステージって、広いんですか?
浜崎:メチャメチャ広いです。なんか迷うんですよ~、迷路みたいで。全部同じ景色だから(笑)。

―1つの控室につき1選手で割り振られているんですか?
浜崎:いや、何人かですね。広い控室だと、3選手とか4選手。

―ケータリングみたいなのも、あるんですか?
浜崎:お弁当出ます!何種類か。

―何種類か!
浜崎:サイボーグが2個くらい食べていました(笑)。やっぱ食べるなぁ(笑)。

―なるほど、では、そのようにファン目線で楽しんでいる面がある一方、選手としてRIZINに対して思う気持ちはありますか?


次回:『「強い選手とやりたい」と言う気持ちがある選手がいない』に続く


インタビュアー:平田 真徳 / 撮影:INAZUMA


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