INAZUMA-VOICE|Vol.1:日本で唯一の世界王者-浜崎 朱加(はまさき あやか)②

今だからチャンプの声に耳を傾けろ!!
日本で唯一の世界王者・浜崎朱加インタビュー②

「強い選手とやりたいという気持ちがあってプロとして当然だと思うんですけど、そういう選手がいない」

(前回からの続き)
―なるほど、では、そのようにファン目線で楽しんでいる面がある一方、選手としてRIZINに対して思う気持ちはありますか?
浜崎:RIZINに限らず、私が出場している選手だったら、まぁ若手だったらですけど、自分が当時同じ階級である藤井さん(藤井恵選手)や下の階級のMIKUさんに抱いていたように、強い選手とやりたいという気持ちがあったと思うし、それはプロとして当然だと思うんですけど、そういう選手がいなくて。
私だけじゃなくてベテランの強い選手がたくさんいるので、ケンカ売るじゃないですけど、そういうのがあってもいいと思います。
でも、そういう選手がいたら嬉しいなという気持ちもあるんですけど、強さだけを求める世界じゃないのかな?ってRIZINを見ていて思うし。

―RIZINが強さだけを求める世界じゃないというのが頭の中にありつつも、強い選手とやりたい!と思う選手がいないのが少し寂しい、という感じでしょうか?
浜崎:はい、寂しいなと思いますね。

―国内の女子格闘技はRIZINだけではなく、DEEP JEWELSがありますし、パンクラスでも試合組まれていますが、観に行かれたりはしますか?
浜崎:知っている選手が出ている時は、行きます。この間のDEEP JEWELS(12月3日)はすごかったらしいですね。

―DEEP JEWELSは、どちらかというと、INVICTAと蜜月の関係のようなイメージがあったのですが、チャンピオンになるとDEEP JEWELSの方には出難くなるんですか?
浜崎:多分相手がいなくてって理由だと思うんですよね、佐伯さん的には。海外から連れてくるとお金がかかりますし。

―なるほど。ちなみに言える範囲でいいんですけど、INVICTAはやっぱりギャラ的なものは恵まれているのでしょうか?
浜崎:はい、いいですね。アメリカの場合、勝つとファイトマネーが倍になるんですよ。なので、勝つと割といいです。
―ほぉー、なるほど。

「(INVICTAでの試合は)めっちゃ恐いです、毎回毎回。毎回本当に怖くて、飛行機落ちないかな~とか思います


―そんなINVICTAで、4試合連続で試合されていますが、本当に見事な戦績だと思います。ご自身で振り返って、戦績・試合内容等、どのような感想をお持ちでしょうか?
浜崎:とにかくタイトルが絡んでいる試合ばかりだったので、全部厳しかったです!相手も強いし。
毎回恐いんですけど、ケージ入っちゃえば2人だけなんで、そこはまぁスイッチ入るんで。

―浜崎さんでも恐いと思う事があるんですね。
浜崎:めっちゃ恐いです、毎回毎回。毎回本当に怖くて、飛行機落ちないかな~とか思います。
初防衛戦のアンバー戦(2016年3月11日)の時に、超ナーバスになっちゃって、すごい当っちゃったんですよ、裕子(AACC・アミバ選手)とか阿部さん(AACC代表)とかに。で、「朱加、超ナーバスだな。」みたいな感じで裏で言われてて(笑)。
RENAちゃんも来ていたんですけど、まぁ、プレッシャーもあったのかなって、初めての防衛線で。で、なんか周りのみんなに当たっちゃって申し訳ないなぁって、後から思いました。

―浜崎さんがナーバスになって周りに当たっている姿が、全く想像出来ません。
浜崎:体重も落ちなくて。初めて減量もキツくて、「も~、全てがうまくいかない!」みたいな(笑)。時差ボケもあるし。とにかくキツくて。

―そんな状態で、試合の時までにどうやって気持ちを作っていくのでしょうか?
浜崎:アメリカに着くまでは何も感じないタイプなんですが、着くと寝る所も違うし、時差ボケもあるし、食べたい物も食べれないし、会話も通じないので、結構キツくて。

―相手プラス、周りの環境がそうさせるという部分が大きいのでしょうか?
浜崎:最初の方はあまり感じないタイプだったんですけど、アンバー戦の時は本当にヤバかったですね。

―そこから試合の直前まで、ケージに入るまで、気持ちをどう作って行くのでしょうか?
浜崎:当日になっちゃえば、計量も終わってるし、試合をするだけなんですけど、それまでがすごく大変でした。ラスベガスなので、周りの人との温度感もあって。

―なるほど、自分以外みんなバケーション気分ですもんね。
浜崎:はい、ずーっとイライラしていました!終始。計量終わるまで。マジでやばかったです、この試合は。

―ちなみに、日本でナーバスになった経験はありますか?


次回:「INVICTAでは、減量に関して苦労した事が無かった」に続く

前回の記事:INAZUMA-VOICE|Vol.1:日本で唯一の世界王者-浜崎 朱加(はまさき あやか)①

インタビュアー:平田 真徳 / 撮影:INAZUMA


他のインタビューを見る
格闘技ジムを探す
ホームに戻る


スポンサーリンク
レクタングル(大)
レクタングル(大)

フォローする