INAZUMA-VOICE|Vol.6:天才少女と呼ばれた孤高の戦士 魅津希インタビュー③

INAZUMA-VOICE|Vol.6:天才少女と呼ばれた孤高の戦士「魅津希」インタビュー③

魅津希
天才少女と呼ばれた孤高の戦士「魅津希」インタビュー③
7月にアメリカのセラ・ロンゴ・ファイトチームへ移籍。いよいよ来週11月16日(金・現地時間)米国オクラホマ州で開催される『Invicta FC 32』にて、元UFCファイターであるヴィヴィアン・ペレイラと対戦する。
環境の変化、目標設定等、前回のインタビューと併せてお楽しみください!
魅津希(みづき、1994年8月19日生)
愛知県出身。元DEEP JEWELSストロー級王者。総合格闘技だけでなく、シュートボクシング、キックボクシングにも積極的に参戦し、若干10代でありながらその卓越した打撃・グラップリングの技術から、「天才少女」と呼ばれる。現在はINVICTAを主戦場としている。
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格闘技以外は、面倒臭がり屋・・・?

魅津希
―もうアメリカに行ってから3か月くらいですかね?食事とかってどうしているんですか?自炊ですか?
魅津希:いや、あの~、佐々木憂流迦選手の奥さんに一緒に作ってもらって食べてます。ほとんど日本食なので、凄い助かっています。

―では、体調管理やウェイトコントロールも、日本にいる時と変わらない感じで出来ているんですね?
魅津希:はい、そうですね。日本食なので助かります!

―twitterでオムレツ作っているのをアップしていましたけど、たまに自分で料理するんですか?
魅津希:あぁッ!アハハハハハハ!(笑)。あれは、たまたまひじきを作ってくれていたんですけど、まだ憂流迦夫妻が起きていなかったので、ちょっと作ってみよう!と思って作ったんですけど、上手く出来ました!私、料理出来ないんですよ~。

―え?そうなんですか?料理出来ないのに、いきなりオムレツ作っちゃうって、なかなかハードル高いような。
魅津希:こっちに来てから、作る時はたまに作るんですけど、基本全然作らないので、本当に出来ないです(笑)。女子力上げないと(笑)。
 いつまでも憂流迦選手の奥さんにお世話になる訳にもいかないので、そっちの方も頑張って、って感じですね。

―なるほど。
魅津希:でも、基本的に面倒臭がり屋なので。

―そうですかぁ?
魅津希:はい!そうなんですよ~!!(笑)格闘技に関しては続くんですけど、他の事どうでもいい!って感じなんですよね~。

―じゃあ、格闘技以外の、掃除とかも適当な感じなんですか?
魅津希:そうですね、もう全然しないですね~(笑)。ヤバい、これ言っちゃっていいのかな?(笑)。

―いや、いいんじゃないですか?(笑)。そういう完璧じゃない所も見せておいた方が、魅津希選手は親近感湧くと思います(笑)。
魅津希:親近感無いですかね?(笑)

魅津希
―若い時から格闘技が強かったから、人間的に弱い部分が無いんじゃないかって、私は勝手に思っちゃっています。
魅津希:(笑)。全然そんな事ないです、家だともう、ダラダラしちゃいたいので、本当に何もしないです(笑)。
 こっちでも、例えば日曜日を迎えたとしても、予め計画を練っていないと「もういいや!」みたいな。「家でダラダラしておこう!」ってなっちゃうので、本当に全然きちんとしていないです!

―安心しました(笑)。
魅津希:アハハハハハハハ!(笑)。


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「やっぱりUFCに行きたいなって思いは、強くありますね」

魅津希
―私の気のせいかも知れないんですけど、日本で戦っていた時よりも、INVICTAで戦うようになってからの方が格闘技を楽しんでいるように見えるんですけど、その辺ってどうですか?
魅津希:そうですね~、確かに海外の選手とかとやるとレベルがちょっと違くて、それは私にしか味わえない感覚ですし、会場のスケールとかも違いますし、本当に試合を楽しむ感じで臨むことが出来ますね。その辺が、日本とちょっと違うかな~、って感じですかね。

―確かに、やりたくても誰もが出来る事では無いですからね。
魅津希:そうですね、INVICTAで試合している選手も数少ないですし、唯一浜崎選手がチャンピオンですごい防衛しているくらいなので、やっぱり味わえない事ですね。経験出来ない事だと思うんで。

―一方で、日本で地上波で女子の試合が流れるようになった現状をご覧になって、「羨ましいな」と思う事はありますか?
魅津希:もちろん日本で広まって自分の事を知ってもらえるとしたら、それはそれで嬉しいですけど、やっぱり世界最高峰ってUFCだと思うんで、そこで名が知れたら、世界中で広まるので。こっちに来てみると、やっぱり知名度だとUFCになっちゃうんで。
 日本で広まってくれたら、それはそれで嬉しいんですけど、やっぱりUFCに行きたいなって思いは強くありますね。
 世界で広まれば、結果的に多少日本でも広まるのかな、UFCの事好きな人だったら知ってくれるのかなって思います。知名度って結果ついてくるもんだと思うんで。有名になってやろうっていう思いもありますけど。

―なるほど。ブレないですね。INVICTAでもう6試合しましたが、日本での試合とはやはり全然違いますか?ファイトスタイルとか、リングとケージの違いとか。
魅津希:いいですよね、ケージの方が。ロープだとやっぱり隙間があるんで、押し付けられないですよね。それだとやっぱり感覚が違って、抜けちゃうので押し付けられないんですよね。逃げられちゃうっていうのもありますし、ちょっと違って来ちゃいますよね、ロープとケージだと。

―普段練習している技術が使えなくなっちゃう、って事ですね?
魅津希:そうですね、どうしてもやっぱり違うものになってきちゃうので。

―それ以外に違いというか、INVICTAのいいなと思う点ってありますか?
魅津希:会場の華やかさだったりとか、選手一人一人にスポットを当ててくれているな、という感じはありますね。

―では、最後に今後の目標と、多分SNS等で届いていると思うのですが、ずっと応援して来ている日本のファンへメッセージを頂ければと思います。
魅津希
魅津希:そうですね、こっちに来て私のファイトスタイルが急に変わるとかは無いと思うんです。でも、何か新しい技術を学んだりとか何かを掴めればいいかな、持ち味を生かしてプラスアルファのものを身に付けて強くなりたいな、という思いで来ました。
 それで強くなって世界に行きたいと思っていて、その目標がUFCなんです。UFCに行きたい一心でニューヨークに来たので、次勝って、UFCに繋げる事が出来たらいいな、って思います。目標はUFCでランキング入りする事ですね!

―いや~、魅津希選手がUFCに上がったら、今まで応援して来た人達は凄い喜ぶと思いますね!
魅津希:数少ない(笑)ファンの皆さんに、そういう報告が出来たらいいな、って思います。

―数少なくないですよー!



インタビュアー:平田 真徳 / photo:JUN


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