【大原樹理インタビュー2】RIZIN24「勝利のエレメント|準備期間編」【INAZUMA-VOICE｜Vol.8#2】

大原樹理（おおはらじゅり）KIBAマーシャルアーツクラブ所属。
RIZIN24で矢地祐介との激しい打撃戦を制した「勝利のエレメント（要素）」を取材した。

【大原樹理｜RIZIN24「勝利を引き寄せたエレメント」】
・1話目：「大原樹理」が分かる１２の質問
・2話目（この記事）：大原樹理｜RIZIN24「勝利を引き寄せたエレメント|準備期間編」
・3話目：大原樹理｜RIZIN24「勝利を引き寄せたエレメント|結論編」

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第2話目となる「準備期間編」では、

矢地祐介に「どんな戦略」で挑んだのか
大原流「モチベーションの上げ方」
大舞台前日でも「グッスリ眠れる」理由

など、一般の方もマネしたくなる実践的なエピソードが満載の内容となった。
さっそく確かめてみてほしい。

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大原樹理｜RIZIN24で「勝利を引き寄せたエレメント準備期間編

RIZIN24-試合が決まる前-

吉村：準備期間として、試合が決定する前の大原選手の状況についてお伺いします。
ご自身で「RIZIN出場」の可能性はどの位あると考えていましたか？
大原：全く考えてなかったですね。
DEEP（の試合）が終わって、また次もDEEPだろうなと思ってました。

吉村：では「RIZINに出たいな」って言うのは考えていましたか？
大原：いや、それも呼ばれれば出る位としか思ってなかったですね。
結構他人事でしたねRIZINに関しては。

吉村：もちろんRIZINは見ていたかと思うんですが、
大原：見てました。見てました。

吉村：矢地選手へどんな印象を持っていましたか？
大原：強いなぁって言うふうに思っていました。

吉村：矢地選手との試合をシミュレーションしたことはありましたか？
大原：全くしてなかったですね。

吉村：では完全に傍観してた感じですか？
大原：そんな感じですね。

吉村：オファーが来た時ってどんな心境でしたか？
大原：「マジかー」って言う感じ。もうその一言ですね。

吉村：不安とかよりもビックリした感じ？
大原：ビックリですね。

吉村：会長さん的にはこのオファーはどんな心境でしたか？

会長：あー矢地選手ね。みたいな。そんな感じですよね。
連絡受けて「次、大原選手RIZINどお？」って聞かれて、お願いしますって。
「相手は誰だと思う？」って聞かれて分からないですね。って答えたら
矢地選手って言われて、RIZINと言うよりも「矢地選手とやれる」って方が「よーし行くぞ」って感じで。そっちの方が大事でしたね。

RIZIN24-試合決定-

吉村：大原選手にとってこの試合はどんな「意味合いの試合」でしたか？
大原：本当に「格闘技人生を変える試合」かなぁ位には思っていました。
タイトルマッチとはまた違う緊張感はありましたね。

吉村：出来る限り詳しく聞きたいんですが、矢地選手との対戦が決まってチームとしてどんな「プラン」を立てたか教えてもらえますか？

会長：どうだったっけ？
大原：ブッチャケた話、しっかりしたプランと言うよりサウスポーだから位の感じだったんですよね。
だからいつも通りやる事（サウスポー対策をする）は変わらないって言う感じでした。

吉村：ええー？それだけなんですね？意外です。
矢地選手を研究して、ココのコレを狙ってみたいな作戦は…？
大原：一切ないですね。
会長：オーソドックスかサウスポーか。そこだけですね。その位だよな？
大原：誰だからこういう風にやっていくっていうのは（毎回）やってないですね。

吉村：対「矢地戦」用の特別な練習は？
大原：そうですね、だから対サウスポーの練習だった。って言う事ですね。

吉村：ちなみに、格闘技に詳しく無い人にも分かるように聞きたいんですが、対サウスポーだと「どんなコト」を気を付けないといけないんですか？
大原：（相手がサウスポーだと）距離感が遠くなっちゃうんですよね。そこの認識がどんどんわけ分かんなくなっちゃうので。
距離が分からないと「当たらないんじゃないか」って気持ちが先行してきちゃうので。

【関連情報：KIBAマーシャルアーツクラブ】